POWERCFG [/LIST | /QUERY [名前] | /CREATE 名前 | /DELETE 名前 | /SETACTIVE 名前 | /CHANGE 名前 設定 | /HIBERNATE {ON|OFF} | /EXPORT 名前 [/FILE ファイル名] | /IMPORT 名前 [/FILE ファイル名] | /GLOBALPOWERFLAG [ON|OFF] /OPTION flag | /BATTERYALARM {LOW|CRITICAL} [設定] | /DEVICEQUERY クエリ フラグ | /DEVICEENABLEWAKE デバイス名 | /DEVICEDISABLEWAKE デバイス名 | /?] 説明: このコマンドライン ツールを使うと、管理者はシステムの電源 設定を制御することができます。 パラメータ一覧: /LIST, /L 既存の電源設定の名前を一覧表示します。 /QUERY, /Q 指定された電源設定の構成を表示します。 名前が指定されなかった場合は、現在アク ティブな電源設定の構成が表示されます。 /CREATE, /C 指定された名前の電源設定を新規作成 します。新しい設定は、現在アクティブな設定 のプロパティを使って作成されます。 /DELETE, /D 指定された名前の電源設定を削除します。 /SETACTIVE, /S 指定された名前の電源設定をアクティブにします。 /CHANGE, /X 指定された電源設定を変更します。追加のスイッチ を使って以下のように変更を指定します: /monitor-timeout-ac <分> /monitor-timeout-dc <分> /disk-timeout-ac <分> /disk-timeout-dc <分> /standby-timeout-ac <分> /standby-timeout-dc <分> /hibernate-timeout-ac <分> /hibernate-timeout-dc <分> /processor-throttle-ac <調整> /processor-throttle-dc <調整> AC 設定はシステムが AC 電源を使用しているときに使用されま す。DC 設定はシステムがバッテリ電源を使用しているときに使 用されます。タイムアウトを 0 に設定すると、対応するタイム アウト機能が使用不可になります。サポートされている調整設定 は NONE、CONSTANT、DEGRADE、ADAPTIVE です。 /EXPORT, /E 指定された名前の電源設定をファイルにエクスポートします。 ファイル名が指定されなかった場合は、既定で SCHEME.POW が 使用されます。以下の追加のパラメータがサポートされています: /FILE <ファイル名> /IMPORT, /I 指定された名前のファイルから電源設定をインポートします。 ファイル名が指定されなかった場合は、既定で SCHEME.POW が 使用されます。同じ名前のファイルが既に存在する場合は、 新しいファイルで上書きされます。以下の追加のパラメータが サポートされています: /FILE <ファイル名> /HIBERNATE, /H {ON|OFF} 休止状態の機能を有効または無効にします。休止 状態のタイムアウトはすべてのシステムでサポート されているわけではありません。 /NUMERICAL, /N 操作する電源設定を数字の識別子を使って指定でき るようにします。このスイッチを使うと、コマンド ラインで 電源設定の名前を指定する代わりに、数字の識別子で 指定することができます。このスイッチは /QUERY、/DELETE、 /SETACTIVE、/CHANGE、/EXPORT、および /IMPORT コマンドと同時に使用することができます。 /GLOBALPOWERFLAG,/G {ON|OFF} グローバル電源フラグの 1 つをオン/オフに します。 有効なフラグ ("/OPTION " の後に付けます): BATTERYICON: システム トレイのバッテリ メーター アイコンをオン/オフにします。 MULTIBATTERY: システムの電源メーターの複数のバッテリ 表示をオン/オフにします。 RESUMEPASSWORD: システムの再開時にパスワードの入力を 要求します。 WAKEONRING: wake on ring サポートのオン/オフを 切り替えます。 VIDEODIM: バッテリ電源使用時の、ビデオ ディス プレイのディム (薄暗くする) サポート のオン/オフを切り替えます。 /AVAILABLESLEEPSTATES, /A システムで利用可能なスリープ状態を表示 します。スリープ状態が利用不可能な原因を表示します。 /BATTERYALARM, /B {LOW|CRITICAL} バッテリ アラームを構成します。 次のスイッチを指定できます: /activate アラームを有効または無効にします。 /level 電源レベルがこの割合に達したらアラームがアクティブ になります。 /text 文字による通知をオンまたはオフにします。 /sound 音による通知をオンまたはオフにします。 /action このアラームがオフになったときの動作を指定します。 すべての動作が常に利用できるわけではありません。 /forceaction プログラムが応答しない場合でも、スタンバイまたは シャットダウンします。 /program 実行するプログラムを指定します。schtasks.exe /change でプログラムを構成することができます。 /DEVICEQUERY <クエリ フラグ> <クエリ フラグ> で指定された条件を満たす デバイスの一覧を返します。 <クエリ フラグ> で可能な値: wake_from_S1_supported - システムの浅いスリープ状態の 解除をサポートするデバイスすべての一覧を返します。 wake_from_S2_supported - システムの深いスリープ状態の 解除をサポートするデバイスすべての一覧を返します。 wake_from_S3_supported - システムの最深のスリープ状態の 解除をサポートするデバイスすべての一覧を返します。 wake_from_any - スリープ状態の 解除をサポートするデバイスすべての一覧を返します。 S1_supported - 浅いスリープ状態をサポートするデバイスの 一覧です。 S2_supported - 深いスリープ状態をサポートするデバイスの 一覧です。 S3_supported - 最深のスリープ状態をサポートするデバイスの 一覧です。 S4_supported - システムの休止状態をサポートするデバイスの 一覧です。 wake_programmable - システムのスリープ状態の解除を ユーザーが構成できるデバイスの一覧です。 wake_armed - スリープ状態を解除できるように現在 構成されているデバイスの一覧です。 all_devices - システムにあるデバイスすべての一覧を 返します。 all_devices_verbose - デバイスの詳細な一覧を返します。 /DEVICEENABLEWAKE <デバイス名> でシステムのスリープ状態の解除を有効に します。<デバイス名> は '/DEVICEQUERY wake_programmable' パラメータで取得したデバイスです。 /DEVICEDISABLEWAKE <デバイス名> でシステムのスリープ状態の解除を 無効にします。<デバイス名> は '/DEVICEQUERY wake_armed' パラメータで取得したデバイスです。 /HELP, /? コマンド ラインのパラメータに関する情報を表示します。 例: POWERCFG /LIST POWERCFG /QUERY scheme POWERCFG /QUERY POWERCFG /CREATE scheme POWERCFG /DELETE scheme POWERCFG /SETACTIVE scheme POWERCFG /CHANGE scheme /monitor-timeout-dc 15 POWERCFG /CHANGE scheme /monitor-timeout-dc 0 POWERCFG /HIBERNATE on POWERCFG /EXPORT scheme /file file POWERCFG /QUERY number /NUMERICAL POWERCFG /GLOBALPOWERFLAG on /OPTION BATTERYICON POWERCFG /AVAILABLESLEEPSTATES POWERCFG /BATTERYALARM low POWERCFG /BATTERYALARM critical /ACTIVATE on /LEVEL 6 /ACTION hibernate POWERCFG /DEVICEQUERY wake_armed POWERCFG /DEVICEENABLEWAKE "Microsoft USB IntelliMouse Explorer"