ディスクを使っているとフラグメント(断片化)という状態がおこります。 ばらばらになったファイルはWindowsのパフォーマンス低下を起こします。
そこで、定期的にデフラグを使うのですが、 Windowsに標準のデフラグは重たくて遅い上に、デフラグの内容もいまいち。 そのうえ、キャンセルがほとんど効かないので、いまや使う気になれません。
最近になって、ネットの技術系のサイトで、 よいデフラグツールがあるのを見つけました。
MyDefrag(英語)海外のサイトですが、不完全ながら多言語化が進んでいて、 結構重要な部分が日本語で表示されるので、特に違和感なく使えます。 何よりもこいつは軽いです。また、いつでも処理を打ち切れるのもすごいです。 デフラグはもともと時間のかかる処理なので、 時間内に終わらないこともあり、 もうPCを落とさないといけない・・・というときには本当に助かります。
休止状態を使っている場合は、 デフラグを始める前に一時的に休止状態を無効にしておくことをおすすめします。 これは、休止状態用のファイルはハードディスク上の固定位置にきめられていて、 デフラグできないファイルとなるからです。
休止状態の解除方法は Windowsごとにやり方が違うので、 サイトで調べてみましょう。
なお、デフラグが終わったら、忘れずに休止状態を有効に戻しましょう。
また、電源ボタンを休止状態に割り当てていた場合は、休止状態の無効化で、 電源ボタンの意味が他の機能(スタンバイなど)に変更されているので、 これも戻しておきましょう。
他には、あまり知られていませんが、ドライブごとのアクセスを保管する ジャーナルと呼ばれるファイルがあります。
デフラグにとっては邪魔でしかないので、一時的に止めてしまいましょう。 なお、休止状態と違って、止めても普通は困りませんし、 次のWindowsの起動で再開するので、止めたまま放置しても全然OKです。
やり方はかんたん。コマンドプロンプトで次のコマンドを発行するだけです。
fsutil usn deletejournal /d c:
これはシステムがCドライブの場合ですが、そうでない場合は c: の部分を システムのドライブ名に変更してください。
ちなみに、システムドライブ以外に適用しても、エラーがでるだけで、 やる意味はありません。